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引っ越して荷物も片づきホッとする頃がお手入れ第１回目の目安。
入居前にハウスクリーニングと床のワックス掛けは通常完了されているものですが、気持ちよく美しく保つためのポイントは、日頃の定期的なお手入れが必要です。（６ヶ月に１回位）床をきれいにしてから木目にそって薄くムラなく、市販の水性樹脂ワックスをきれいな布でふき込み床表面に保護膜を作り、キズ・汚れ・シミを防ぎましょう。

普段の汚れはなるべく水は使わず掃除機（床掃除用）を使用し、小さな埃・汚れは乾いた雑巾で乾拭きをします。汚れのひどい時は、住いの洗剤（木質床用に使用できるもの）を薄め、雑巾を固く絞って使います。その後水分は十分にふき取って下さい。

木質床材は床の温度・湿度の変化が激しいと、膨張や収縮の繰り返しで塗装や表面化粧板にひどいひび割れが出来る事もあります。直射日光が当たる場所では、紫外線で塗膜が変質し、日焼け・色あせが生じることもあります。

重い家具などによる、重量が一点集中してへこんだり、表面塗装は物の移動による傷が付く事がありますので、キャスター付きの家具・椅子にはカーペットを敷いたり、フェルト等で床表面を保護し、ピアノなどの重い物には板を敷いて重量を分散させるとよいです。